防災対策情報
日本の歴史は、大地震との戦いの歴史でもある。日本の歴史上最も古い地震の記録は、416年、現在の奈良県での地震でこれは日本書紀に記されています。1498年の明応東海地震は、M8、2〜8,4と言われ、津波による死者は4万1千人以上に上りました。
1596年には近畿でM7,5もの大地震が起き、死者4万4千人以上。1707年、遠州灘沖にて発生した宝永地震は、史上最大クラスのM8,4。死者は最低でも2万人以上と言われています。このように、日本では昔から地震による被害に悩まされてきました。
狭い国土にも関わらず、世界で起こっている地震の20%以上が、日本で発生しているのです。最近では、阪神・淡路大震災のM7,3で死者、行方不明者6,436人もの大惨事が記憶に新しい地震です。この数々の教訓を生かして、是非、個人レベルでの地震対策を実施して下さい。
新潟中越地震の大悲劇
2004年10月23日。それはあの大惨事、阪神淡路大震災同様に、日本国民、そしてとりわけ新潟県民には忘れられない悲劇の日となりました。
午後5時56分ごろ、新潟県中越地区を中心に突然の激震。影響は、東北のみならず北陸、関東にも及び、震源に近い、北魚沼郡川口町では最高の震度7を、また、隣の小千谷市では震度6強を観測。震源の深さは13kmで、マグニチュードは6.8と推定されました。
ところが、地震はこれだけでは終わらなかったのです。同日中に震度4以上の余震が20回以上繰り返され、中越の震源地に近い市町村では相次いでライフラインがダウン。山沿いでは、大規模な土砂崩れが集落を襲い、道路や鉄道も壊滅的な被害を受けたのです。
もし首都圏に大地震が起きたら・・・
日本の総人口の4分の1にもあたる、3千万人以上が暮らしている首都圏でもし阪神・淡路大震災クラスの直下型地震が起きたら・・・考えただけでも背筋が寒くなりますが、政府ではその被害を想定した報告が出されました。
想定被害は、最悪で死者12,000人もの大災害が発生との数字も出されていますが、首都圏で直下型の地震が起きたらどうなるか。内閣府の中央防災会議では、専門調査委員会によって、首都直下での地震発生が懸念される18パターンの地震による被害想定がまとめられています。
調査会が想定した18パターンの地震のうち、死者が最も多くなるのは、都心西部直下地震(M6,9)では、東京・埼玉・神奈川で約1万2千人が死亡。建物の被害は東京湾北部地震(プレート境界型地震、M7,3)が最大で1都7県で全壊は約85万棟に達します。
死者の数だけでも阪神・淡路大震災の6,433人に対して約2倍という規模です。だからこそ、被害を最小限に減らす為に、個人の地震対策、防災対策が重要なのです。
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