無線式盗撮機器3
大きな盗撮事件として、記憶に新しいのが旧「UFJ銀行」のATM盗撮。
盗撮に使用されたのが、直径2cm×厚さ1cm程の超小型円形タイプで、レンズの大きさは、わずかに1mm程度。一目見てもそれがカメラだとはわからない。 こんなに小さくても立派にTV放送局のように、映像をリアルタイムに 送信することができる。
もちろん無線式なので、配線が不要で取り付けは素人でも簡単にできて しまう。 無線式ということは、電波を使っている。映像を電波に変え、送信し
TVモニター(受像機)で受信し、映像を見るという仕組み。
★ 無線式盗撮カメラに使用されている周波数帯は?
市販されている無線式盗聴器の殆どは、
・VHF帯(139MHz〜140MHz)
・UHF帯(390MHz〜420MHz)
に集中しているが、
無線式盗撮カメラは 盗聴器に使われている周波数より、高い周波数帯を利用している。
1.UHF放送帯無線式盗撮カメラ
・特 徴:TV放送のUHF帯の空きチャンネルを利用するため、TVで映像を受信することができる。専用のモニターを新たに購入する必要はない。受信距離は、数十m前後。
主に900MHz帯の周波数を使っている。
2.高周波(GHz帯)無線式盗撮カメラ
・特 徴:障害物がなく見通しがよければかなり離れた場所でも受信は可能。しかし、高周波を使用しているので、障害物があると極端に受信距離は落ちる。数十m位。 使われている周波数帯は、1.2GHzと2.4GHz。
周波数が高くなればなるほど波長が短くなり、光の特性に近くなる。 直進性が増すので、障害物があると電波が遮られ近い距離でも全く受信できない場合もある。
このように、盗聴目的の盗聴器と盗撮目的の盗撮器では、使用されている 周波数や音声と映像という受信方法がまったく違っている。 わかりやすくいうと、ラジオでは、TV音声は聞こえても映像は見れない。
TVは、音声・映像を受信できるが、AM・FM放送局を聞くことは出来ない。
850MHz〜2.4GHzまでを、受信(受像)できる受信機とモニターがあれば、こうした無線式のカメラ映像を捉えることが出来る。
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