
会話や音声を収集・記録
無線式盗聴器
無線式盗聴器・・
無線式盗聴器は、『無線式室内盗聴器』と『無線式電話盗聴器』に分けることが出来ます。
無線式室内盗聴器は、高性能の小型マイクで室内の会話などの音声を拾い、電波を飛ばします。形状は、従来の盗聴器らしい「ボックス型」と外見からでは盗聴器とわからない「偽装型」があります。
無線式電話盗聴器は、電話回線上であれば、どこでも設置が可能であり、電話回線から直接電気を供給しているため、半永久的に作動し、電話の通話中のみ電波を発信します。
電話回線自体をアンテナとして利用しているため、比較的よく電波が飛ぶので受信範囲も広い。(~500m)
形状は、クリップが付いた「ボックス型」と 外見からでは盗聴器とわからない「偽装型」があります。
コンクリートマイク
コンクリートマイク・・
◆壁を隔てた隣室を盗聴するのに、コンクリートマイクがある。
コンクリートマイクは、壁に直接マイクを当てて隣室の音声、会話を盗聴します。 どんな仕組みかというと、音は、空気を振動させることで発せられ、その振動は波となって伝わり壁に当たると反射します。
この時、わずかに壁を振動させるのです。その振動は壁の反対側に伝わり、耳を近づければ音として聞くことが出来ます。
この原理を応用したのがコンクリートマイクなのです。コンクリートマイクは 、マイク部の「ピックアップ」と拾った音声を増幅させる「アンプ」から 構成されています。 「ピックアップ」は、円筒形でマイクが付いており、磁石や吸盤が付いています。 これで壁に押し当てたり、磁石や吸盤で固定します。
イメージは、お医者さんが使う聴診器みたいなものです。 これで、音声を拾います。 「アンプ」は、大きくてもタバコの箱くらいの大きさ。 入出力端子と音量をコントロールするボリュームが付いています。 これで、ピックアップで拾った音声の電気信号を増幅させ、音に変換します。
◆断熱材・遮音材が使われている壁はNG
取り付ける壁の厚さや壁の内部構造によって、感度は様々。 壁に断熱材や遮音材が使われていたら聞き取れません。 古いアパートやマンションだと比較的薄い壁が多いので、コンクリートマイクで 隣室の音声をクリアに聞くことは可能です。
◆ワイヤレス型のコンクリートマイク
コンクリートマイクで拾った音声を無線で飛ばし、離れた場所で受信する タイプも市販されています。 車のボディの取り付けて自動車専用盗聴器として使用されていることもあります。 ワイヤレスタイプだと電波が出ているので、受信機があれば発見が可能 ですが、直接壁に押し当て聞くタイプだと発見は不可能。
又、隣接している壁側にTVやオーディオ機器があり音などが出ていると この音を拾うので、聞こえるのはこれらの機器類から出る音だけです。
◆ニードルマイクとは
ニードルマイクは、注射針のような針を使って厚い壁の向こう側に貫通させて、隣室の会話を聞くためのものです。
会話録音機<ICレコーダー>
ICレコーダーとは・・
ハンディタイプでいつでもどこでも録りたい音(会話音声)を録音できたり、 音楽をダウンロードして聴けたりするとても便利な機器。 メモ帳代わりに使っている人もたくさんいます。
最近では、小型化・高性能・高機能タイプも市販されていて、 一般タイプだと1万5千円~2万円が主流で安いものだと3~5千円で 買うことができます。 メモ帳代わりに使うことが多いが、使い慣れると 結構、ありがたい存在。
使ってみると割と広い範囲で音を拾うことが出来る。 音質も悪くはなくクリアーに聞くことが出来る。 これは、内臓のマイクが感度が良く無指向性だからだ。 ピンポイントで音を拾うには、付属の外部マイク(単一指向性)を 使用すると周りの音をシャットアウトできます。
盗聴器専用受信機
盗聴器専用受信機とは・・
市販されている盗聴器に使われている周波数は、大部分がUHF帯の6チャンネルに集中しています。広域帯受信機は、幅広く受信できるのが特徴ですが、盗聴波を受信しようとすればその周波数にダイヤルを合わせなければなりません。
効率良く受信するには、盗聴波チャンネルに絞った受信機が最適です。
| CH/周波数 | チャンネル(CH) | 周波数(UHF帯) |
| 使用周波数 | Aチャンネル(CH) | 398.605MHz |
| Bチャンネル(CH) | 399.455MHz | |
| Cチャンネル(CH) | 399.030MHz | |
| Dチャンネル(CH) | 320.235MHz 410.250MHz | |
| Eチャンネル(CH) | 320.675MHz 410.350MHz | |
| Fチャンネル(CH) | 321.135MHz 410.150MHz |
広域帯受信機
広域帯受信機とは・・
◇受信機 盗聴波を含め空中を飛び交う電波を捉え、音声として聞くには受信機が必要となります。 身近なものでは、AM・FMラジオ、TV(受像機)等がそうです。
盗聴器と受信機がセットで市販されているものもありますが、ラジオやTV、 盗聴器専用受信機等は、受信できる電波が限定されています。 無線を傍受することを趣味や楽しみにしている人たちは、受信できる周波数の 幅(周波数帯域)が極めて広い受信機を使用しています。 100kHz~1.3GHz位はカバーしています。
この位の周波数帯を受信できれば、盗聴電波はもちろんのこと、アマチュア無線、 タクシー等の業務用無線、航空無線、消防無線、コードレス電話等の特殊な 電波を聞くことが出来ます。 受信機には、『ハンディ型』と『据置き型』の2種類があります。
■ 『ハンディ型』
特徴は、名の通りハンディタイプなので小型でどこでも持ち運びが出来ます。 受信したい場所やターゲットの近くで聞くことが出来るので、タイムリーな 受信が可能となるわけです。電源は、乾電池や充電式、ACアダプター。
■ 『据置き型』
特徴は、ハンディ型受信機よりも高性能で、高い機種になると100kHz~2.5GHz までカバーしています。 高い周波数だと映像電波を捉えることが出来るので、モニターを接続すれば、TV画像はもとより、無線式防犯カメラの映像や盗撮カメラの映像も見ることが 可能となります。
但し、価格が10万円~20数万円ほどしますので、調査業の業者か超マニアしか 使うことはありません。
